明日の午前1時から、合法タンパリングが開始となります
ギリギリではありますが、軽く現状のロースターを見ながら、動きを予想していきたいと思います
*画像やデータはSpotracのものです。
Sports Contracts, Salaries, Caps, Bonuses, & Transactions | Spotrac.com
1. 各ポジションごとの展望
QB
Smithと契約再構築したため、その分来年のサラリーが増えています。いくつかの情報源からも、残留は確定という情報が出ているので、残るのは確実と言えます。ただ、HCのMacdonaldは、ラジオで、Smithが先発かという質問に対して明言を避けたため、ドラフトでQBを指名して、競わせるという可能性も否定はできません。
RB
ここは、大きくは動いてこないでしょう。控えレベルの補強程度となりそうです。
WR
Lockettが契約再構築に合意し、今年のキャップヒットが$13M〜18Mとなりそうです(上の表の数字は、再構築前の数字です)。これで、3人衆は来年も残ることになりました。また、Eskridgeも、契約再構築に応じ、キャップヒット$2.2Mが$1.4Mに減額されました。カットするかと思っていましたが、単縦な減額なので、悪い動きではないと思います。
ここのポジションも、RB同様大きな動きはないと思います。
TE
Disslyをカットしたため、現実的に使えるTEがいない現状です
FAでは、最低でも、1人は先発級のTEを取ることになるでしょう。ただ、FAでロースターに入る全員を取るとは考えずらいので、ドラフトでの補強も必須になります。また、ドラフトでTEを2枚取りすることも、現実的な手段になると思います。
OL
IOLは、補強が必要な状況です。GもしくはCの先発級を、FAで取ることになりそうです。もしくは、その両方ということもあり得ると思います。ただ、BradfordとOluwatimiを先発として考えているのであれば、FAではほとんど動いてこないでしょう。その際は、ドラフトで1巡や3巡の上位指名を使うことになると思います。
DL
Leonard Williamsとは、契約交渉をしている最中と、GMがラジオで言っていましたが、未だ契約締結までは至っていません。本人はバカンス中のようなので、代理人次第でしょう。また、ここ1週間でDTの高額契約が増えていることを考えると、少し心配です。
もし、彼を残せないとなると、ドラフトで1巡指名をDTに使う可能性がかなり高くなると思います。
また、EDGEは、FAもしくはドラフトで、1人補強すると思います。EDGEの3番手が昨年穴となったため、先発は埋まっているものの、絶対に補強が必要です。
LB
Wagnerは、再契約の可能性が、ほぼないという状況です。そのため、Brooksを再契約するかどうかに関わらず、FAで1枚取ることは確実でしょう。おそらく、RavensのQueenになると思います。また、ドラフトでも、3巡あたりで指名することになると思います。
DB
CBの動きはなさそうです。
一方で、セーフティーは、先発1人が空いている状況です。ただ、Macdonaldは、Ravens時代からセーフティを3人使うことがあるので、FAで2枚取りすることもあり得るかと思います。FAでは、RavensのStoneは最有力になるでしょう。また、Jaguarsからカットされ、交渉が可能なJenkinsと面談したとの報道もありました。彼は、タックルが上手く、ビックプレイを生み出すことが多い選手なので、Macdonaldのディフェンスにフィットできると思います。
ST
Belloreがカットされたことにより、STのキャプテンがいなくなりました。ただ、ST要員としては、セーフティのReedや、Okadaなどがいるので、あまり心配はいらないと思います。
2. まとめ
ここ1週間のカットや契約再構築などにより、元々$10M強だったキャップスペースが、$55M近くになりました。
おそらく、シュナイダーがGMになって以来、最も活発な動きをすることになるでしょう。
メインは、Macdonaldが昨年まで所属していたRavensからの移籍組になるかと思いますが、それ以外の動きもいくつかあると思います。
また、現時点では、再契約を全くしていない状況でFAを迎えることになっています。そのため、その選手たちがFA市場に出た後、戻ってくるかという点も注目です。