合法タンパリング開始直前でのシーホークスFA予想

 

 

 

明日の午前1時から、合法タンパリングが開始となります

 

ギリギリではありますが、軽く現状のロースターを見ながら、動きを予想していきたいと思います

 

 

*画像やデータはSpotracのものです。

Sports Contracts, Salaries, Caps, Bonuses, & Transactions | Spotrac.com

 

 

 

 

 

 

 

1. 各ポジションごとの展望

 

QB

https://www.spotrac.com/nfl/seattle-seahawks/yearly/cap/

 

Smithと契約再構築したため、その分来年のサラリーが増えています。いくつかの情報源からも、残留は確定という情報が出ているので、残るのは確実と言えます。ただ、HCのMacdonaldは、ラジオで、Smithが先発かという質問に対して明言を避けたため、ドラフトでQBを指名して、競わせるという可能性も否定はできません。

 

 

RB

https://www.spotrac.com/nfl/seattle-seahawks/yearly/cap/

 

ここは、大きくは動いてこないでしょう。控えレベルの補強程度となりそうです。

 

 

 

WR

https://www.spotrac.com/nfl/seattle-seahawks/yearly/cap/

Lockettが契約再構築に合意し、今年のキャップヒットが$13M〜18Mとなりそうです(上の表の数字は、再構築前の数字です)。これで、3人衆は来年も残ることになりました。また、Eskridgeも、契約再構築に応じ、キャップヒット$2.2Mが$1.4Mに減額されました。カットするかと思っていましたが、単縦な減額なので、悪い動きではないと思います。

ここのポジションも、RB同様大きな動きはないと思います。

 

 

TE

https://www.spotrac.com/nfl/seattle-seahawks/yearly/cap/

 

Disslyをカットしたため、現実的に使えるTEがいない現状です

FAでは、最低でも、1人は先発級のTEを取ることになるでしょう。ただ、FAでロースターに入る全員を取るとは考えずらいので、ドラフトでの補強も必須になります。また、ドラフトでTEを2枚取りすることも、現実的な手段になると思います。

 

 

 

OL

https://www.spotrac.com/nfl/seattle-seahawks/yearly/cap/

 

IOLは、補強が必要な状況です。GもしくはCの先発級を、FAで取ることになりそうです。もしくは、その両方ということもあり得ると思います。ただ、BradfordとOluwatimiを先発として考えているのであれば、FAではほとんど動いてこないでしょう。その際は、ドラフトで1巡や3巡の上位指名を使うことになると思います。

 

 

DL

https://www.spotrac.com/nfl/seattle-seahawks/yearly/cap/

 

Leonard Williamsとは、契約交渉をしている最中と、GMがラジオで言っていましたが、未だ契約締結までは至っていません。本人はバカンス中のようなので、代理人次第でしょう。また、ここ1週間でDTの高額契約が増えていることを考えると、少し心配です。

もし、彼を残せないとなると、ドラフトで1巡指名をDTに使う可能性がかなり高くなると思います。

また、EDGEは、FAもしくはドラフトで、1人補強すると思います。EDGEの3番手が昨年穴となったため、先発は埋まっているものの、絶対に補強が必要です。

 

 

LB

https://www.spotrac.com/nfl/seattle-seahawks/yearly/cap/

 

Wagnerは、再契約の可能性が、ほぼないという状況です。そのため、Brooksを再契約するかどうかに関わらず、FAで1枚取ることは確実でしょう。おそらく、RavensのQueenになると思います。また、ドラフトでも、3巡あたりで指名することになると思います。

 

 

DB

https://www.spotrac.com/nfl/seattle-seahawks/yearly/cap/

 

CBの動きはなさそうです。

一方で、セーフティーは、先発1人が空いている状況です。ただ、Macdonaldは、Ravens時代からセーフティを3人使うことがあるので、FAで2枚取りすることもあり得るかと思います。FAでは、RavensのStoneは最有力になるでしょう。また、Jaguarsからカットされ、交渉が可能なJenkinsと面談したとの報道もありました。彼は、タックルが上手く、ビックプレイを生み出すことが多い選手なので、Macdonaldのディフェンスにフィットできると思います。

 

 

ST

https://www.spotrac.com/nfl/seattle-seahawks/yearly/cap/

 

Belloreがカットされたことにより、STのキャプテンがいなくなりました。ただ、ST要員としては、セーフティのReedや、Okadaなどがいるので、あまり心配はいらないと思います。

 

 

 

2. まとめ

 

ここ1週間のカットや契約再構築などにより、元々$10M強だったキャップスペースが、$55M近くになりました。

 

おそらく、シュナイダーがGMになって以来、最も活発な動きをすることになるでしょう。

 

メインは、Macdonaldが昨年まで所属していたRavensからの移籍組になるかと思いますが、それ以外の動きもいくつかあると思います。

 

また、現時点では、再契約を全くしていない状況でFAを迎えることになっています。そのため、その選手たちがFA市場に出た後、戻ってくるかという点も注目です。