Super Bowl LX
Seahawks vs Patriots
日付: 2026年 2月9日 (月) 8:40〜 (現地)2/8 (日) 15:40〜
球場: Levi’s Stadium (Santa Clara, California)
放送局: NBC, Peacock (Mike Tirico - Chris Collinsworth)
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Seahawks |
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Patriots |
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試合は、29-13でシーホークスが勝利し、12年ぶりのSuper Bowl制覇を達成しました!!
Night, @12s. 😌 pic.twitter.com/7NrVyM8qbV
— Seattle Seahawks (@Seahawks) 2026年2月10日
ハイライト
ESPN:
詳しいスタッツなど:
↓下の記事を見ていない方はそちらからご覧ください
1. オフェンス
良かった点
・K9のランオフェンス
この試合のオフェンスを牽引したのは、Super Bowl MVPにも輝いたKenneth Walkerでした。得意としているアウトサイドへ展開するランを中心に、FGに繋がったドライブの多くでビックゲインを生み出していました。序盤から相手EDGEも警戒してきていたものの、それを物ともせずサイドライン際へのランを出し続けていました。綺麗に抜けるシーンは多くなかったものの、TやTEのブロックによって外側のスペースを生み出したことによって、ロングゲインに繋がっていた印象です。
また、CとRGの間のA Gapを突いたランコールも多く見られました。ランブロックには定評のあるC SundellとRG Bradfordがしっかりとスペースを空けて、そこをWalkerがすり抜けていくプレーが決まりました。ただ、Walkerの武器である詰まったとこから逆サイドへとバウンスアウトしていくランは、ディフェンスの集まりの良さによって封じられました。
個人的には、MVPはディフェンス全員に挙げたいところですが、個人ひとりだけとすると、Walkerで納得です。
Less than 24 hours after winning the Super Bowl, Sam Darnold and Kenneth Walker III are riding tea cups at @Disneyland 😂@DisneyParks pic.twitter.com/bxmK3k24IJ
— ESPN (@espn) 2026年2月9日
・史上初!プレイオフで被ターンオーバー0でのスーパーボウル制覇
タイトルの通り、スーパーボウルを制したチームの中で、プレーオフを通じてターンオーバーを喫しなかったのは初のことです。レギュラーシーズンでは、ワースト2位の28個のターンオーバーを喫していて、Darnold個人だけでも20個ありました。しかし、プレーオフの3戦ではターンオーバーを喫することなく、ましてや危ないシーンも1試合で1回ぐらいとあまり見かけませんでした。
この試合でも、ターンオーバーを犯さなかったことがオフェンスにとっては一番良かったことだと思います。パスオフェンスでは、ブリッツを多用してきたことによってプレッシャーがかかるシーンが多く、Darnoldのパスミスに繋がっていました。ですが、その中でもDarnoldは冷静さを失わず、落ち着いてプレー出来ていました。ペイトリオッツとしては、ブリッツで慌てさせて、ターンオーバーを奪うことが戦略だったと思うので、その策略に引っかからずにプレーできていたので、その時点で十分合格点のパフォーマンスだと思います。
Darnoldのパスに関しては、ほんの少しのパスのずれが目立ちました。プレッシャーによる影響も考えられますが、ディープパスも含めてあと少しで決まったのにというパスが多かったです。Shaheedとはレギュラーシーズンからあまり息が合っていませんでしたが、この試合でもShaheedのスピードをあまり把握できていない感じがしています。
2. ディフェンス
良かった点
・Macdonaldの奇策
Macdonaldは、ペイトリオッツに対して前半からブリッツを多用したディフェンスを展開していました。シーホークスのブリッツ率はリーグでも最低レベルで、重要な局面でしか使用してきませんでしたが、スーパーボウルでは序盤からブリッツを頻繁に使って、Mayeを混乱させる戦法に出ました。Mayeはブリッツに対して強く、効果がないとの意見も多かったですが、その中で逆に裏をかいてブリッツを多く使ってきました。ペイトリオッツ側としては、ブリッツを多く使ってくることを予想してきておらず、普通にドロップバックするパスを使っていたため、非常に苦しめられました。
一方で、試合が進むにつれて、徐々にブリッツの頻度も減っていき、後半に入るといつも通りのブリッツ率に落ち着きました。後半は4-manラッシュがメインとなり、カバレッジサックを奪うことが増えていきました。
Derick Hall knocks it loose and Byron Murphy recovers!
— NFL (@NFL) 2026年2月9日
Super Bowl LX on NBC
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個人では、HallとMurphyがともに2サックを挙げました。また、Witherspoonは、1サックと3 QB Hit、そしてNwosuのPick 6に繋がるパスラッシュを見せました。シーズン通して21回しかブリッツしていなかったですが、この試合だけで6回のブリッツを記録しています。ブリッツしたすべてのラッシュで、少なくともQB Hurry、もしくはQB Hitを記録していました。特に、1Qにサックを決めたプレーでは、ライン上に6人並んでいたのですが、ライン上の1人下がった代わりにWitherspoonがNickelの位置からブリッツに入ったことで、完全にほぼフリーの状態で入ることが出来ました。NwosuのPick 6のプレーでも、同じサイドから2人のブリッツが入ったことで、Witherspoonがフリーで入れていて、Macdonaldのプレーコールが完璧に決まった結果でした。
SEAHAWKS DEFENSIVE TOUCHDOWN FOR UCHENNA NWOSU OMG
— NFL (@NFL) 2026年2月9日
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3. ポジションごとの分析
・RB
おそらくですがWalkerのスナップ出場率は、今季最高だったと思います。Super Bowlということもあり、怪我のリスクを考える必要がなくなったため、Walkerへの比重を増やしたと思われます。Holaniも1つ良いRACがありました。
・WR
JSNは、3rd downになるとGonzalezとのマッチアップになることが多く、基本的に封じられていました。それ以外の時も、Darnoldとの息があまり合わないプレーが多かったです。
チームで1番レシーブヤードを稼いだのは、Kuppでした。際どいレシーブが多かったですが、JSNが封じられている中で、チームを引っ張っていました。
・TE
Barnerは、前半からレシーブを重ねてヤードを稼ぐと、4Qにこの試合初めてとなるTDレシーブを決めました。
SAM DARNOLD TO AJ BARNER TOUCHDOWN!
— NFL (@NFL) 2026年2月9日
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・S
4Q中盤の流れが変わりかけてた時に、Loveがインターセプトを奪い、試合の流れを戻しました。
Julian Love said GIVE ME THAT
— NFL (@NFL) 2026年2月9日
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4. 総評
シーズンが終わりましたが、まずOC探しが必要になります。情報では、内部昇格が目されているとのことです。
そして、贅沢な悩みですが、Super Bowlまで進んでしまったことで、NFLコンバインまで2週間半しかなく、FA開始まではわずか1ヶ月しかない状況です。