Super Bowl LX Seahawks vs Patriots レビュー

 

 

 

 

Super Bowl LX

 

Seahawks vs Patriots

 

日付: 2026年 2月9日 (月) 8:40〜   (現地)2/8 (日) 15:40〜

 

球場: Levi’s Stadium (Santa Clara, California)

 

放送局: NBC, Peacock (Mike Tirico - Chris Collinsworth)

 

 

 

 

1Q

2Q

3Q

4Q

 

Seahawks

3

6

3

17

29

Patriots

0

0

0

13

13

 

試合は、29-13でシーホークスが勝利し、12年ぶりのSuper Bowl制覇を達成しました!!

 

 

 

ハイライト

 

 

ESPN:

www.espn.com

 

 

詳しいスタッツなど:

https://static.www.nfl.com/image/upload/v1770607907/gamecenter/404ef5b1-fa62-11f0-9442-5911216651e2.pdf

 

 

↓下の記事を見ていない方はそちらからご覧ください

 

shumai12sea.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

1. オフェンス

 

良かった点

 

K9のランオフェンス

 

この試合のオフェンスを牽引したのは、Super Bowl MVPにも輝いたKenneth Walkerでした。得意としているアウトサイドへ展開するランを中心に、FGに繋がったドライブの多くでビックゲインを生み出していました。序盤から相手EDGEも警戒してきていたものの、それを物ともせずサイドライン際へのランを出し続けていました。綺麗に抜けるシーンは多くなかったものの、TやTEのブロックによって外側のスペースを生み出したことによって、ロングゲインに繋がっていた印象です。

 

また、CとRGの間のA Gapを突いたランコールも多く見られました。ランブロックには定評のあるC SundellとRG Bradfordがしっかりとスペースを空けて、そこをWalkerがすり抜けていくプレーが決まりました。ただ、Walkerの武器である詰まったとこから逆サイドへとバウンスアウトしていくランは、ディフェンスの集まりの良さによって封じられました。

 

個人的には、MVPはディフェンス全員に挙げたいところですが、個人ひとりだけとすると、Walkerで納得です。

 

 

 

史上初!プレイオフで被ターンオーバー0でのスーパーボウル制覇

 

タイトルの通り、スーパーボウルを制したチームの中で、プレーオフを通じてターンオーバーを喫しなかったのは初のことです。レギュラーシーズンでは、ワースト2位の28個のターンオーバーを喫していて、Darnold個人だけでも20個ありました。しかし、プレーオフの3戦ではターンオーバーを喫することなく、ましてや危ないシーンも1試合で1回ぐらいとあまり見かけませんでした。

 

この試合でも、ターンオーバーを犯さなかったことがオフェンスにとっては一番良かったことだと思います。パスオフェンスでは、ブリッツを多用してきたことによってプレッシャーがかかるシーンが多く、Darnoldパスミスに繋がっていました。ですが、その中でもDarnoldは冷静さを失わず、落ち着いてプレー出来ていました。ペイトリオッツとしては、ブリッツで慌てさせて、ターンオーバーを奪うことが戦略だったと思うので、その策略に引っかからずにプレーできていたので、その時点で十分合格点のパフォーマンスだと思います。

 

Darnoldのパスに関しては、ほんの少しのパスのずれが目立ちました。プレッシャーによる影響も考えられますが、ディープパスも含めてあと少しで決まったのにというパスが多かったです。Shaheedとはレギュラーシーズンからあまり息が合っていませんでしたが、この試合でもShaheedのスピードをあまり把握できていない感じがしています。

 

 

 

 

2. ディフェンス

 

良かった点

 

Macdonaldの奇策

 

Macdonaldは、ペイトリオッツに対して前半からブリッツを多用したディフェンスを展開していました。シーホークスのブリッツ率はリーグでも最低レベルで、重要な局面でしか使用してきませんでしたが、スーパーボウルでは序盤からブリッツを頻繁に使って、Mayeを混乱させる戦法に出ました。Mayeはブリッツに対して強く、効果がないとの意見も多かったですが、その中で逆に裏をかいてブリッツを多く使ってきました。ペイトリオッツ側としては、ブリッツを多く使ってくることを予想してきておらず、普通にドロップバックするパスを使っていたため、非常に苦しめられました。

 

一方で、試合が進むにつれて、徐々にブリッツの頻度も減っていき、後半に入るといつも通りのブリッツ率に落ち着きました。後半は4-manラッシュがメインとなり、カバレッジサックを奪うことが増えていきました。

 

個人では、HallMurphyがともに2サックを挙げました。また、Witherspoonは、1サックと3 QB Hit、そしてNwosuのPick 6に繋がるパスラッシュを見せました。シーズン通して21回しかブリッツしていなかったですが、この試合だけで6回のブリッツを記録しています。ブリッツしたすべてのラッシュで、少なくともQB Hurry、もしくはQB Hitを記録していました。特に、1Qにサックを決めたプレーでは、ライン上に6人並んでいたのですが、ライン上の1人下がった代わりにWitherspoonがNickelの位置からブリッツに入ったことで、完全にほぼフリーの状態で入ることが出来ました。NwosuのPick 6のプレーでも、同じサイドから2人のブリッツが入ったことで、Witherspoonがフリーで入れていて、Macdonaldのプレーコールが完璧に決まった結果でした。

 

 

 

 

3. ポジションごとの分析

 

RB

おそらくですがWalkerのスナップ出場率は、今季最高だったと思います。Super Bowlということもあり、怪我のリスクを考える必要がなくなったため、Walkerへの比重を増やしたと思われます。Holaniも1つ良いRACがありました。

 

 

WR

JSNは、3rd downになるとGonzalezとのマッチアップになることが多く、基本的に封じられていました。それ以外の時も、Darnoldとの息があまり合わないプレーが多かったです。

 

チームで1番レシーブヤードを稼いだのは、Kuppでした。際どいレシーブが多かったですが、JSNが封じられている中で、チームを引っ張っていました。

 

 

TE

Barnerは、前半からレシーブを重ねてヤードを稼ぐと、4Qにこの試合初めてとなるTDレシーブを決めました。

 

 

 

S

4Q中盤の流れが変わりかけてた時に、Loveインターセプトを奪い、試合の流れを戻しました。

 

 

 

 

4. 総評

シーズンが終わりましたが、まずOC探しが必要になります。情報では、内部昇格が目されているとのことです。

 

そして、贅沢な悩みですが、Super Bowlまで進んでしまったことで、NFLコンバインまで2週間半しかなく、FA開始まではわずか1ヶ月しかない状況です。

 

 

 

 

シーホークスがSuper Bowlを制しました!!!

 

 

 

 

New England Patriotsに29-13で勝利し、12年ぶり2度目のスーパーボウルチャンピオンに輝きました!!!!!!

 

 

 

11年前の第49回Super Bowlのリベンジを達成しました。これで、第49回のSuper BowlでのMalcom ButlerのINTをトラウマに思うこともなくなるでしょう。

 

 

 

詳細は明日出す記事にて書こうと思っているので、ここでは軽く要点をまとめていこうと思います。

 

 

 

 

 

Sam DarnoldがついにSuper Bowl winning QBに

 

 

5チームを渡り歩き、一時はバストという烙印も押されたDarnoldが、ついにシーホークスでSuper Bowlにたどり着き、そしてSuper Bowlを勝利したQBとなりました。昨年のように、どこかで粗が出ると言われ続けながらも、Super Bowlまでチームを導き、勝利に貢献したDarnoldは素晴らしいとしか言いようがないです。Super BowlではMVP級の活躍はできず、パスの精度がやや低かったですが、ターンオーバーを一切犯さず、どんな状況でも焦らず落ち着いてプレーしたことが勝利に繋がりました。レギュラーシーズンではリーグで最もターンオーバー数が多かったのですが、プレーオフになると一転、3試合でターンオーバーは0でした。プレーオフからはいくらプレッシャーが来ても非常に落ち着いてプレー出来ていて、今までのDarnoldとは別人のようでした。

 

 

K9がSuper Bowl MVP

 

 

Super BowlのMVPに輝いたのは、Kenneth Walker IIIでした。TDは奪えなかったものの、ランで2本のビックゲインを含む135ヤードのゲインを獲得し、トータルでは150ヤード以上を獲得しました。パスオフェンスが苦戦する中で、特に前半はK9頼みのオフェンスが続きました。ラッシングヤードとキャリー数27回は、ともにキャリア2番目の数字でした。またSuper Bowlの歴史でもヤードは8位タイで、ここ25年間ではトップのヤードでした。プレーオフに入ってからのK9の活躍は、どの試合でも際立つものがあり、Super BowlでもMVPにふさわしい活躍でした。ぜひ来年もシーホークスに戻ってきて、活躍を見せてほしいです。

 

 

・ディフェンスが3ターンオーバーを含む大活躍

 

 

HC Mike Macdonaldが築き上げたディフェンスの集大成ともいえるパフォーマンスでした。1Qから3サックをあげるなどライン戦で圧倒すると、前半はわずか50ヤード程度に抑えて、相手オフェンスに何もさせませんでした。後半に入っても3&outを連発させ、3Qまで無得点に抑えました。Super Bowlで3Qまで無失点に抑えたのは、51年ぶりのことでした。その後失点を許したものの、リターンTDを含む3つのターンオーバーをあげ、Mayeを”Dark Side”に引き込むことができました。

 

 

スーパーボウルでも見せたSTの安定性

 

このスーパーボウルでMVP級の活躍をしたとも言っていいのが、KのJason MyersとPのMichael Dicksonでした。Myersは、スーパーボウル歴代新記録となる5つのFGを決めるなど合計で17点を獲得し、ペイトリオッツの13点を上回りました。正直MVPでもおかしくないパフォーマンスでした。また、Dicksonは、7回のパントで3度10ヤード以内に落とすパントを見せました。シーズン通して飛距離や制度が非常に安定していて、この試合でも流石All-Pro選出のパンターという活躍でした。

 

 

 

私もNFLを見始めたきっかけ、そしてシーホークスファンになったきっかけは、第48回スーパーボウルですが、ファンになってからは初めてのスーパーボウル制覇を見届けたことになります。12年という年月は32チームいることを考えると短いスパンですが、LoBの崩壊、Wilsonの退団、そしてHC Carrollの退陣と様々なことがあり、全く別のチームに移り変わりました。その中で、HC2年目、そしてQBは移籍初年度でスーパーボウルを制覇するところまで行けてしまったのは、やはりGMJohn Schneiderの手腕が1番大きかったと思います。オフェンス、ディフェンス、そしてスペシャルチームまで全てロースターを完璧に整え、総合力で勝てるチームに仕上げたのは、彼の献身あってのことでした。

 

 

 

 

Super Bowl LX プレビュー (データのみ)

 

 

 

 

 

 

 

1. 直近成績及び過去SB成績

 

Seahawks

直近5試合

⭕️W16 vs LAR 38-37

⭕️W17 @ CAR 27-10

⭕️W18 @ SF 13-3

-Bye Week-

⭕️DIV vs SF 41-6

⭕️CC vs LAR 31-27

 

今季: 14勝3敗(+プレイオフ2勝)

 

 

SB戦績: 1勝2敗 (11年ぶり4回目)

❌40 vs PIT 10-21

⭕️48 vs DEN 43-8

❌49 vs NE 24-28

 

 

 

Patriots

直近5試合

⭕️W17 @ NYJ 42-10

⭕️W18 vs MIA 38-10

⭕️WC vs LAC 16-3

⭕️DIV vs HOU 28-16

⭕️CC @ DEN 10-7

 

今季: 14勝3敗(+プレイオフ3勝)

 

SB戦績: 6勝5敗 (7年ぶり12回目)

❌20 vs CHI 10-46

❌31 vs GB 21-35

⭕️36 vs STL 20-17

⭕️38 vs CAR 32-29

⭕️39 vs PHI 24-21

❌42 vs NYG 14-17

❌46 vs NYG 17-21

⭕️49 vs SEA 28-24

⭕️51 vs ATL 34-28 OT

❌52 vs PHI 33-41

⭕️53 vs LAR 13-3

 

 

 

 

2. 怪我人情報

 

Seahawks

 

 

Wed

Thu

Fri

 

QB Sam Darnold

Oblique

LP

FP

FP

-

FB Robbie Ouzts

Neck

LP

LP

LP

Questionable

FB Brady Russell

Hand

FP

FP

FP

-

WR Jake Bobo

Hand

FP

FP

FP

-

TE Eric Saubert

Hamstring

FP

FP

FP

-

OT Charles Cross

Foot

LP

LP

FP

-

OT Josh Jones

Ankle, Foot

LP

FP

LP

-

ILB Ernest Jones

Chest

FP

FP

FP

-

ILB Drake Thomas

Shoulder

FP

FP

FP

-

S Nick Emmanwori

Ankle

LP

DNP

FP

-

S Julian Love

Shoulder

FP

FP

FP

-

 

 

Patriots

 

 

Wed

Thu

Fri

 

QB Drake Maye

Shoulder

FP

FP

FP

-

OT Thayer Munford Jr.

Knee

LP

LP

FP

-

DT Joshua Farmer

Hamstring

FP

FP

FP

Questionable

OLB Harold Landry III

Knee

LP

DNP

LP

Questionable

ILB Robert Spillane

Ankle

DNP

LP

LP

Questionable

 

 

 

 

3. SEAオフェンス vs NEディフェンス

 

*成績はレギュラーシーズンのものです

 

SEA O

NE D

平均得点(失点)

28.4 (3🥉)

18.8 (4)

トータルヤード

351.4 (8)

295.2 (8)

ランヤード

123.3 (10)

101.7 (6)

ラン平均ヤード

4.1 (24)

4.2 (11)

パスヤード

228.1 (8)

193.5 (9)

ターンオーバー

28 (31)

19 (20)

サック数

27 (5)

35 (26)

3rd down

39.8% (16)

38.5% (12)

 

 

 

 

4. NEオフェンス vs SEAディフェンス

 

*成績はレギュラーシーズンのものです

 

NE O

SEA D

平均得点(失点)

28.8 (1🥇)

17.2 (1🥇)

トータルヤード

391.9 (3🥉)

285.8 (6)

ランヤード

128.9 (6)

91.9 (3🥉)

ラン平均ヤード

4.4 (13)

3.7 (1🥇)

パスヤード

250.5 (4)

193.9 (10)

ターンオーバー

16 (9)

25 (6)

サック数

48 (24)

47 (7)

3rd down

42.9% (6)

32.1% (1🥇)

 

 

 

 

 

 

NFL Honors 受賞まとめ!

 

 

 

 

 

 

シーホークス関連のファイナリストは以下の通りでした

・WR Jaxon Smith-Njigba : オフェンス最優秀選手賞 ファイナリスト

・S Nick Emmanwori : ディフェンス新人最優秀選手賞 ファイナリスト

・HC Mike Macdonald : 最優秀ヘッドコーチ賞 ファイナリスト

・OC Klint Kubiak : 最優秀アシスタントコーチ賞 ファイナリスト

 

 

結果は、JSNがオフェンス最優秀選手賞🏆を受賞しました!!

 

↑ が受賞時の動画です。実際は発表者がJSNの名前を何度も読み間違えるなどグダグダでしたが、綺麗にカットして編集されています。

 

JSNの受賞コメントビデオも、実際は時間が押していた関係で放送されず、実際はただ名前をずっと読み間違えられているだけで終わってしまいました。他の受賞者が、長々と前振りした上で発表されたり、会場に来ていなくてもコメントもしっかり流されていたのに、JSNだけ何もなく一瞬で終わってしまったのは残念でした。

 

OPOYで言うと、2位がMcCaffreyだったのは驚きでした。思っていたよりもかなり票数を稼いでいて、またJSNPukaの実質2択だと思っていたので、少しびっくりしました。

 

また、JSNはOPOYに加えて、FedExAir and Ground最優秀選手賞のレシーバー部門を獲得しています。

 

 

一方で、Emmanworiは2位、Macdonaldは3位、そしてKubiakは4位という結果に終わりました。

 

 

そして、今年のWalter Payton Man of the Yearは、元シーホークスBobby Wagnerが獲得しました!

 

 

 

表彰は以下の通りでした

 

NFL MVP: QB Matthew Stafford (LAR)

 

OPOY: WR Jaxon Smith-Njigba (SEA)

 

DPOY: DE Myles Garrett (CLE)

 

OROY: WR Tetairoa McMillan (CAR)

 

DROY: ILB Carson Schwesinger (CLE)

 

Comeback POY: RB Christian McCaffrey (SF)

 

COY: Mike Vrabel (NE)

 

ACOY: Josh McDaniels (NE)

 

Protector OY: OG Joe Thuney (KC)

 

Walter Payton MOY: ILB Bobby Wagner (WAS)

 

Salute to Service Award: RB Christian McCaffrey (SF)

 

Deacon Jones Award: DE Myles Garrett (CLE)

 

Jim Brawn Award: RB James Cook (BUF)

 

Art Rooney Award: S Budda Baker (ARI)

 

Moment OY: QB Caleb Williams (CHI) (*GB戦のOTのTDパス)

 

FedEx Air and Ground POY: QB Drake Maye (NE), RB Christian McCaffrey (SF), WR Jaxon Smith-Njigba (SEA)

Pepsi ROY: QB Tyler Shough (NO)

 

 

Pro Football Hall of Fame 2026 Class

・QB Drew Brees

・RB Roger Craig

・WR Larry Fitzgerald

・LB Luke Kuechly

・K Adam Vinatieri

 

 

 

 

 

 

Super Bowl 1週間前!OC KubiakがレイダースHC就任決定!



 

 

 

 

 

1. OC KubiakのレイダースHC就任について

 

 

OC Klint KubiakのレイダースHC就任がほぼ確定という情報が出ました。現地土曜日に、レイダースの上層部と2度目の面談を行い、その結果HC就任が決まった形です。ただし、Super Bowl終了後までは契約することができないため、正式にはまだ決定していません。

 

レイダースは始めからKubiakに強い関心を持っていて、CCが終わり他チームがHCを続々決めた後も、Super Bowlに進出したKubiakを待ち続けていました。今年の全体1位指名権を持っていることやオフェンスのスキルポジションに有望な若手選手が多いことが、Kubiakにとっては魅力的な選択肢だったと思います。

 

アリゾナKubiak獲得争いに最後まで残っていましたが、結果的には争いに負けて、ラムズのOC Mike LaFleurを選びました。ラムズOCを引き抜いてくれたのはありがたいです。

 

 

シーホークスとしては、再び新しいOCを探すことになります。有能なOCは、すでにほとんど就職先が決まっている状態で、選択肢はあまり多くは残っていません。実際にイーグルスは、直近Super Bowlに出た2年ともにOCが引き抜かれているのですが、そのどちらも後任選びに失敗しています。その理由として一番大きいのが、探し始めるのがSuper Bowl後という時期的問題です。そのため、シーホークスとしては難しい選択を迫られることになります。

 

候補としては、まず先月Ohio StateのOCに就任して、元ATL HCで昨年までPIT OCだったArthur Smithが挙げられます。プレイコール経験豊富で、今年のSEAオフェンスとも似ているところが多いです。Ohio StateでOC就任が決まったようですが、引き抜くことはできると思います。

 

現DETコーチで元NYG OCのMike Kafkaも候補です。2年前に一度シーホークスのHC候補にも上がっていて、評価も高いです。ただ、すでに就職先が決まっているため、今から気を変えさせる必要があります。

 

また、LARパスゲームコーディネーターのNathan Scheelhaaseも有力候補です。ただ、彼はMike LaFleurの後任としてOC昇格となってしまう可能性もあります。内部昇格では、パスゲームコーディネーターのJake PeetzやOLコーチのJustin Outtenなどが候補として挙げられます。

 

 

 

 

2. 怪我人などのニュース

 

 

ここに載っているQuestionableなどの表記は、あくまでも今週試合があった場合の想定となっています。そのため、実際はこれよりも楽観的な見方が可能です。また、ペイトリオッツは、とりあえず全員Questionableにしているだけだと思われます。

 

シーホークス側は、FBのRobbie OuztsBrady RussellがQuestionableに、そしてILBのChezz SurrettがDoubtfulになっています。Ouztsは先週に引き続き欠場の可能性があります。ただ、先週怪我で負傷退場したRussellは、STキャプテンに選出されていて、出場は間違いないと思います。

 

 

 

3. 来季の話も少し

 

本当はSuper Bowlが終わる前にシーズンオフの話はあまりしたくないですが、Super BowlからFA解禁までたった1ヶ月しかないので、少しずつしていこうと思います。

 

 

先週末に、来年のサラリーキャップNFL公式から発表されました。その額は、$301.2Mから$305.7Mの間とのことです。予想されていた範囲とほぼ同じでしたが、昨年から約$25M、4年間で約$100Mの上昇となりました。

これによって、シーホークスのキャップスペースは$75M程度でリーグ5位です。FAとなる有力選手が一定数いることもありますが、今オフはある程度余裕を持って動くことができる額です。

 

まず、今季FAとなる有力選手は

・RB Kenneth Walker III

・WR/KR Rasheed Shaheed

・EDGE Boye Mafe

・CB Tariq Woolen

・CB Josh Jobe

・S Coby Bryant

 

の6人です。ILBの先発Drake Thomasも来季の契約がないですが、RFAという制限付きFAのため、ここには入れていません。

 

今年はまずこの6人のうち誰を残すのかというところから始まります。キャップスペース的には、Draftなど諸々費用を抜いても$50Mは残るので、全員再契約は可能です。ただ、来季以降も2023年のDraft選手の契約交渉が待っていることを考えると、残しても半分くらいになると思います(少なくとも大型契約は2〜3人まで)。

 

個人単位で誰を残すのかというところまで述べていると長くなってしまうので、それはシーズン終了後に詳しく書く予定ですが、最後にそれぞれの予想契約額を挙げておきます。

 

・RB Kenneth Walker III

予想: 3年$28M〜36M

 

・WR/KR Rasheed Shaheed

予想: 3年$38M〜 45M

 

・EDGE Boye Mafe

予想: 3年$30M〜38M

 

・CB Tariq Woolen

予想: 4年$60M〜70M

 

・CB Josh Jobe

予想: 2年$18M〜20M

 

・S Coby Bryant

予想: 3年$25M〜36M