Week 10 Seahawks vs Commanders Review

 

今回は、1113(現地1112)に行われたSeahawks vs Commanders のゲームのReviewをしていきたいと思います。

 



 

 

 

 

1. 試合結果

 

 

 

スコア

 

1Q

2Q

3Q

4Q

Final

Commanders

6

3

3

14

26

Seahawks

3

6

7

13

29

 

試合は、29-26Seahawksが勝利しました。

ESPNのスタッツ

www.espn.com

 

ハイライト

youtu.be

 

 

 

2. 試合振り返り

 

Run Offense

 

今日は、3試合ぶりにWalkerがハンドオフする回数が15回を超えました。また、Charbonnet2試合ぶりに5回以上ランをしました。序盤は、Walkerのラン中心で進めていましたが、途中からランが止まり始めると、Charbonnetに切り替えてランを効果的に出していました。特に、Charbonnetは、4th downのキャリーを任せられるまでに成長してきました。

 

 

Pass Offense

 

課題だったのは、やはりRed Zoneに入ってからのオフェンスですRed Zoneに近づくと、リスクを避けてからか、5 yds以下のパスのみになってしまいます。エンドゾーンを狙うパスでも、サイドライン際への1 on 1ぐらいです。これが、コールの問題かGenoが投げれていないのかは分かりませんが、明らかにチェックダウンや2,3 ydsのパスが増えています。そのため、4th down shortの形になってしまうことが多いです。今日は、4th & 12度あり、その両方でプレイ前の反則があり、結果的にFGとなりました。反則もまた今シーズンの大きな課題の一つです。

 

Genoのパフォーマンスは、良かったと思います。判断自体も非常に良かったです。何より、ここ最近多かった危なげないシーンが、全く無かったのが良かったです。また、Browns戦に次ぎ、決勝ドライブを決められたのは良いポイントです。昨年は、1回だけでしたが、今年は既に3回決められているので成長した点だと思います。

 

WR陣も今週は好調でした。先週とは違い、早いタイミングでオープンになることが出来ていたため、Genoも素早くタイミングで投げられていました。ですが、今週もTEを活用させることはあまりなかったです。スクリーンやプレイアクションはあったものの、そもそも回数はほとんど無かったです。来週以降の重要な試合に溜めているのかもしれませんが、WR陣を生かすことに注力させている気がします。

 

 

Protection

 

Protectionは、しっかり保っているシーンが多かったように思えます。ただ、これから対戦するチームは、BrownsRavensなどのようにパスラッシュが非常に強力なチームばかりにため、今日のように保つのは難しいでしょう。ただ、早いタイミングでのラッシュ(主にブリッツなど)だけでも防ぐことができれば、Genoにとっては大きいと思います。

 

 

 

Run Defense

 

4QRobinson Jr. に連続でファーストダウンを取られるシーンがありましたが、それ以外はほとんど押さえられていました。また、Howellのオプションキープの場面でも、WitherspoonDiggsが最後まで絡み続けて、Witherspoonファンブルを誘発させるビッグプレイがありました。

 

 

Pass Defense

 

DB陣は、相変わらず素晴らしいパフォーマンスでした。心配していたWR陣とのマンツーマンは、ほぼ完封したと言って良いでしょう。

 

ただ一方で、RBへのパスやTEへのクロスルートで多くやられました。特に、QBHowellスクランブルフェイクからのRobison Jr.へのパスで、2回大きくゲインされました(その内1つはTD)これの原因は、前からシーホークスのDが課題としていたQBのランを意識しすぎたせいで、逆に裏のスペースが空いてしまったことだと思います。また、2回とも外からブリッツが入っていて、その代わりにDL(1回目はMafe2回目はJones)が不慣れなパスカバーに入っていたことも原因の1つだと考えます。ブリッツが決まっていれば良かったのですが、1回目はAdamsHowellを掴み切れず、2回目はWitherspoonがブリッツの前にWRにブロックされて、タイミングがかなり遅れてしまいました。そもそも、このようなQBRBを選ばせるようなシチュエーションをつくらせてしまったこと自体が、一番良くないポイントかもしれません。

 

 

D-Line Rush

 

Mafeが、7試合連続サックを決めました。これで、Seahawksフランチャイズレコードになります。また、NFLレコードまであと4試合になりました(現在はChris Jones11試合)

 

また、先々週にトレードで加入したWilliamsがついに初サックを決めました。

 

一方で、ブリッツはあまり効果的には働きませんでした。特に、Adamsのブリッツに関しては、決定力があまりないように思えます。タイミングよく入っても、最終的にはサックまで繋げられていません。また、タックルも少し甘くなっているシーンもいくつかありました。

 

 

 

Special Team

 

Myersは、今日は5/5と完璧でした。開幕から4試合は4本ミスしていましたが、Bye明けは今のところ一本も外していません。また、昨年のWeek 3以降、25試合連続でFGを成功させ続けています。

 

 

3. まとめ

 

来週以降は、厳しいカードが1ヶ月以上続きますが、同地区のRams49ersには勝ちたいです。