Mock Draftから見る、シーホークスのドラフト展望 全体20位編 (2023年2月時点)

こんにちは‼️ しゅうまい12です

 

全体5位編の続きになります。

こちらを見てない方は先にご覧になってください!

shumai12sea.hatenablog.com

 

 


       1.  Mock Draftからの考察(全体20位) 

全体20位の予想は、全体5位とは異なり、かなり分かれた形になりました(WR 2、C 1、OG 2、Edge 2、DT 3、CB 1、S 1)。ここからは、Mock Draftで予想されてるポジション別に見ていきます。

 

WR

WRは、Mock DraftでWRを予想している2つとも、Ohio StateのJaxon Smith Njigbaを選んでいます。彼は、2021年には、現JetsのGarrett Wilsonと現SaintsのChris Olaveをしのいで、Ohio Stateのエースレシーバーを務めていました。昨年は、怪我があり、ほとんど出場していませんが、今年のTop Receiverの1人であることには変わりありません。彼は、Slot専門なため、シーホークスでもSlotになるでしょう。今シーズンのシーホークスのSlot receiverは、Goodwinが務めていましたが、今オフUFAとなってしまいます。もし、再契約すれば、少なくとも1巡でレシーバーを取ることはないでしょう。しかし、彼と再契約しなければ、DraftでSmith Njigbaを取りにいく可能性はあるでしょう。(全体20位までにSmith Njigbaがいなくなる可能性もかなりありますが...)
↓Jaxon Smith Njigbaの Highlight


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C
Cは、Mock Draftでは、MinnesotaのJohn Michael Schmitzの名前が挙がっています。今回の中では、1つしかありませんでしたが、3巡あたりまでやっているMock Draftを見ると、実は2巡でよく予想されています。なぜなら、今季シーホークスのCを務めていたAustin Brytheは、1年契約のため、今オフUFAになります。また、今季のパフォーマンスもそこまで評価されていません。そのため、彼を再契約せず、DraftでCを上位指名すると予想されています。現時点では、2巡あたりの予想されている Schmitzですが、今後評価が上がったり、Seahawksの最重要候補になれば、1巡での指名もあるかもしれません。
↓John Michael SchmitzのHighlights 


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OG
OGは、2つのMock Draftで予想されていましたが、それの両方ともFloridaのO'Cyrus Torrenceとなっています。ところで、来季のシーホークスのOGの先発は、現状2枚とも埋まっている状況です。そのため、OGの補強はまだ必要ないと思うかもしれません。しかし、RGのGabe Jacksonは契約最終年を迎え、大きなCapを抱えています。同じく、LGのDamien Lewisも新人契約最終年となっています。これから考えると、1年目は、2人の控えとしてベンチで育成して、2年目以降、スタメンで使うことが考えられます(一巡の選手をベンチにするのは勿体無いですが)。また、Capの大きいGabe Jacksonをカットして、RGとして使うのもある思います。現実的にも、2個目の案の方が現実的だと思います。このようなことからも、OGを一巡で指名する可能性もあると考えます。
↓ O'Cyrus TorrenceのHighlights 


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Edge
現時点で、シーホークスは、NwosuやTaylor、Mafe、Alton Robinsonといった若いEdgeを有しています。また、もし、全体5位でEdgeを指名していたとしたら、さらに新たなEdgeを1巡で2枚獲りすることになります。そのため、全体5位でEdge以外のポジションを取らない限りは、ここでEdgeを取る可能性は非常に低いと考えます。


DT
DTは、ここでは、1番予想が多いポジションでした。ここでDTを予想した3つのMock Draftは、それぞれ別の候補を挙げています。その中でも、ClemsonのBryan Breseeは、1桁指名も噂されてる注目選手ですが、最近評価が下がってきています。ここで、シーホークスのDT陣を見ていきましょう。契約状況は、FordがUFA、Jefferonが後1年、Harrisが後1年、Woodsが後1年、Moneが後2年です。その中でも、JeffersonとHarrisがカット候補に上がっていて、Woodsも35歳(3月で36歳)と引退間近です。また、今年のラン守備はかなり悪く、すぐに改善する必要があります。そのため、1巡で即戦力を取ることも十分考えられると思います。

↓Bryan BreseeのHighlights 


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CB
CBは、Penn StateのJoey Porter Jr.が挙がっています。今年のドラフトは、彼をはじめとして、1巡候補と目されるCBが多く、また、CBをニードとしているチームも多いです。ここで、シーホークスの状況を見てみると、Outside CornerはWoolen、Tre Brown、Michael Jacksonがいて、SlotにはCobyがいます。そのため、即戦力のスターターを欲しているわけではありません。また、シュナイダー政権下では、CBを1巡指名した経験がなく、下位指名で獲得する傾向にあります。このことより、CBを1巡指名することは、ほとんどないと考えられます。

 

 

S
Mock Draftでは、AlabamaのBrian Branchが挙がっています。彼は、Slotもできる選手なので、Sの中で取るとしたら彼だと思います。しかし、現状シーホークスは、Adams、Diggs、Neal(RFAなので残留すると予想)とリーグでもトップクラスの布陣になっています。そのため、1巡を使って補強すべきポジションではないです。
↓Brian BranchのHighlights 


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      2.  まとめ

今出したポジションの中で、全体20位を用いる可能性は、

DT >= OG > WR > C >= Edge > CB > S 

だと考えます。
また、ここで挙がってないポジションだと、ILBだと考えます。ILBの場合、ClemsonのTrenton Simpsonが挙げられます。ILBは、Mock Draftだと、主に2巡もしくは3巡で名前が挙がっています。