CFB チーム展望2023 ー Georgia Bulldogs

昨シーズンのGeorgiaは、レギュラーシーズンを無敗という圧倒的な強さで終えました。その後のSEC Championshipsも制し、2年連続のCFP進出を決めました。そして、CFPでは、準決勝でOhio Stateを大接戦の末勝利し、決勝ではTCUに対し圧勝し、CFP eraでは初の2年連続National Championに輝きました。

この圧倒的な強さを支えたのは、やはりディフェンス陣です。強力なDL陣を始めとして、ここ十年では最強のディフェンスを築き上げました。

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特に、好ゲームだったOhio Stateとの準決勝のハイライトです！

2. 今オフの動き

主な移籍

+ Dominic Lovett WR (Missouri)

Ra Ra Thomas WR (Miss State)

Mondoe Freeling OT (5⭐️HS)

Damon Wilson EDGE (5⭐️HS)

Jordan Hall DL (5⭐️HS)

Raylen Wilson LB (5⭐️HS)

Smoke Bouie CB (Texas A&M)

Joenel Agero S (5⭐️HS)

など

ー Stetson Bennet QB (NFL)

Kenny McIntosh RB (NFL)

Adnai Michell WR (Texas)

Alik Gilbert TE (Nebraska)

Darnell Washington TE (NFL)

Broderick Jones OT (NFL)

Jalen Carter DT (NFL)

Bear Alexander DT (USC)

Nolan Smith OLB (NFL)

Kelee Ringo CB (NFL)

Christopher Smith S (NFL)

など

まず、NFLには、エースQBだったStetson Bennetを始めとして、多くの選手が行きました。これだけの主力選手がNFLへ行ってしまうのは、ある意味強いチームの証明であり、宿命でもあります。

また、Transferで、MichellやAlexanderを失ったのも地味に痛いです。

逆に、Transferで、2人の先発級WRを獲得することができました。また、Recruitでは、なんと5人の5⭐️プレーヤーを獲得することに成功しています。

しっかりと補強できているため、あと数年は安泰と言えるでしょう。

3. 注目選手

・Carson Beck QB, 15, RS JR

2020年に入学した、元4⭐️QBです。昨シーズンは、Stetson Bennetの控えとして、6試合に出場して、4TD-0INTという成績です。また、CFP決勝では、4Qからリリーフとして登場しました。

今年は、4年目にして、いよいよ先発として出場することになります。ですが、そのためには、2021年5⭐️のVandagriffとの先発争いに勝たなければなりません。また、今季先発を勝ち取ったとしても、来季から2024年クラスで全体No.1評価のRaiolaが加入するため、全く安泰ではないポジションです。

まずは、先発争いに勝ち、そしてシーズン中に結果を残す必要があります。

・Ladd McConkey WR, 84, RS JR

Ladd McConkey hit the jets to score 💨#NationalChampionship pic.twitter.com/JGgGUnobty
— ESPN College Football (@ESPNCFB) 2023年1月10日

2020年の3⭐️の選手で、入学当時は、あまり注目されていない選手でした。そのため、1年目は、Red Shirtとしてプレイしませんでした。

その後、2年目に先発を勝ち取り、昨年はエースWRとして、58 catch 762 yds 7 TDsを獲得しました。

6-0の185lbsと、恵まれた体格ではなく、身体能力もそこまで高くないものの、堅実なキャッチ力や高いFootball IQなどで、活躍しているWRです。

・Brock Bowers TE, 19, JR

Brock Bowers really is Baby Gronk pic.twitter.com/2u9Keq2BeE
— Barstool Sports (@barstoolsports) 2022年9月17日

ここ数年では、No.1 TEと言っていいと思います。来年のドラフトでは、Kyle PittsやT.J Hockensonと同じくらいの順位で指名されることになるでしょう。

2021年のFreshmanのシーズンから大活躍し、いきなりCFP優勝の大きな立役者になりました。また、翌年も継続した活躍を見せ、2年連続のCFP優勝に貢献しました。

武器は、堅実なキャッチ力や競り合いに強いところなど、TEとして必要な力をしっかりと持っています。また、ジェットモーションから50yds以上のTDを決めたり、RACも強く、身体能力もかなり高い選手です。

・Javon Bullard DB, 22, JR

JAVON BULLARD WITH THE PICK pic.twitter.com/MBgh0UOaJo
— Barstool UGA Back 2 Back National Champions🏆 (@ugabarstool) 2023年1月10日

昨年は、全試合に出場し、2INTを記録しました。DBとしてのアビリティが高く、来年のドラフトでは、1巡評価をされている選手です。CFP決勝で、2INTをするなど、大舞台に強い選手です。

体格が小さいことで競り負けることもありますが、身体能力が高く、主にスロットでの起用のため、あまり問題ないかなと思います。

・Malaki Starks S, 24, SO

2022年の5⭐️選手で、昨年はTrue Freshmanとして、いきなり全試合出場を果たしました。また、シーズンで2INTを記録したり、TEN戦では、チームトップの10タックルを記録するなど、Freshmanとは思えない活躍を見せました。

今年は、チームを引っ張っていく存在として活躍していくと思います。

他注目選手(名前だけ)

・Daijun Edwards RB, 30, SR

・Lawson Luckie TE, 7, FR

・Dominic Lovett WR, 6, JR(TR)

・Jamon Dumas-Johnson OLB, 10, JR

・ Smoke Bouie CB, 31, SO(TR)

4. 今シーズンの展望・予想

今シーズンは、やはりCFP3連覇という期待がかかります。

まず、今年は、QBが誰になるのかという問題があります。ですが、誰になろうとも、強力なメンバーに支えられているので、与えられる役割はあまり多くはないでしょう。

また、ディフェンスが、失った選手の分をいかに補填できるかにかかっているでしょう。

カード的には、Week 11のOle Miss戦、そして、Week 12のTennessee戦が鍵になりそうです。ここを乗り越えれば、全勝も十分あり得ると思います。